ハンケイ500m

自分たちの足で見つけたオリジナルな情報。
本物を知る「京都人」のためのフリーマガジン

ゆでレタスクラブ

Vol.11 : 2019年5月

編集長に必要な能力のうち、
いちばん大切なものって?

往復書簡形式で雑誌の可能性を考える「ゆでレタスクラブ」。『ハンケイ500m』の円城新子編集長が、『レタスクラブ』の松田紀子編集長からの質問に答えます。

『レタスクラブ』編集長 のんちゃんへ

今年はがっつり仕事だったGWも、あっという間に終わってしまってふぅ・・・と一呼吸ついてたら、もうそこには締め切りが! 桜も散って、京都はもう夏が見えはじめてます。のんちゃん、近々会いにいくね!!!

SNSの活用法、めっちゃくちゃ勉強になったわー。のんちゃん本当にアナログ的に使ってるんですね。まさに、のんちゃんが気をつけてる3つのポイントの上2つ、

○対面で言われたくないことや言わないことは、書かない。
○あるいは全然会ったことのない人の気持ちを考えながら、書く。

が疎かにされてるSNSが多くて嫌だったんです。

でも3つ目の

○この投稿を読んだ人に、笑いか納得か共感か、プラスの感情を起こさせるものを書く。

これ、全面的に共感!!! めちゃくちゃのんちゃんらしいなーと思って読みました。 本当に私も何か1つやってみようかと思いました!

さて、「編集長、もうやだなあ~・・辛い!」って思ったこと、でしたね。これ、あると言えば日常茶飯事であるけれど、私の場合、あまりにも一過性で持続しないからない、と答えそうになりますね。。。

最近つくづく思うのは編集長って色々な能力が必要だなぁということ。例えば、ほんの一部だけれど、

・感受性
・企画営業力
・行動力
・情報収集力
・人を育てる能力


このあたりの能力で、最近「人を育てること」は本当に大切だと実感してます。

自分が下っ端のときは、後輩や先輩と一緒にひたすら頑張ってきた!みたいなところがあります。作ることに没頭して、猪突猛進!だったと思う。

でも編集長になった今は、「1冊の本に関わる全員が、同じイズムを感じて制作できる」その環境や、スキルを整える努力をしていかなければ。。。と思う毎日です。それが辛いと言えば辛いなー。

これはクオリティーを維持するために、内部のこととしてすごく大切なこと。全員が努力しないとダメだから、スピードや個性も関係するし・・・ のびのびできているか、心配になります。でもそれが実感できたときの喜びは、大きくて・・・ 嬉し泣きしてしまうほどですね。いつか、のんちゃんとそんなこと話してたかも。。。

のんちゃんも、周りのスタッフに恵まれてて、その頑張りに心から喜んでたのを思い出します。辛さも、喜びも、編集長の醍醐味かも、、、ですね。

さてさて、、、
のんちゃんはこれからの雑誌を作る編集長の課題ってなんだと思う?私は、意外と本以外にある気がするんですが。。。

楽しみに待ってます!

円城新子

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 毎週土曜日 夕方5時~6時
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●放送局
 ラジオ|KBS京都
 (FM94.9MHz / AM1143KHz)
●パーソナリティ
 円城新子(ハンケイ500m編集長)
 原田博行(サウンドロゴクリエーター)

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